「幼稚園・保育園に行きたくない!」行き渋り・登園渋りの時の親の対応まとめ

幼稚園や保育園が始まると、子どもにとっては初めての親子分離のため不安でいっぱいです。

なので、「幼稚園、行きたくない!」

と、行き渋り・登園渋りすることがあります。

自分の子どもがあまりにもギャーギャー泣きわめくものだから、

「この子、本当に幼稚園これから毎日行けるの?」

と、心配になる親御さんもいるかと思います。

我が家の一番上の子どももギャン泣きして、

「いきたくなーい」

と、入園式から嫌がっていました。

その後もしばらくの間、行き渋りが続き

なんとか登園させていました。

1ヶ月は行きたくないと抵抗していましたが、

だんだん慣れていくと、スムーズに行ってくれるようになりました。

行き渋りはずっと続くものではありません!

…とはいっても、行き渋る子どもをなんとか幼稚園・保育園に行かせるのは大変です。

朝から気疲れします。

なので、今回は幼稚園・保育園の行き渋りの際、親はどうしたらよいか、対応についてご紹介します

目次

行き渋りとは

悲しい顔した子ども

子どもが幼稚園・保育園、学校に行くのを嫌がることです。

幼稚園・保育園の行き渋りは、登園渋りとも言います。

小さい子どもの場合、グズグズしたり、ギャン泣きしたりして、行きたくないアピールをします。

行き渋りの原因は?

パパやママと離れたくない

幼稚園や保育園に入ったばかりだと、親と離れ離れになるのが嫌で、行き渋りをします。

ずっと一緒にいたのだから、これは当たり前ですよね。

あと、下の子がいると、「なんで自分は幼稚園に行くのに、弟や妹は家にいるの?パパやママと一緒にいられてずるい!」

と、思うので行きたくなくなります。

我が家の一番上の子どもがよく言っていました!

親と一緒にいられる弟や妹がうらやましかったようです。

慣れない環境の変化

今までは親が常にそばにいて、色々やってくれたけど、

幼稚園・保育園だと親がいない代わりに先生がいます。

あと、朝の準備や給食の準備など、自分でやらないといけない場面が多いです。

なので、今までとは違う環境におかれるので、子どもが戸惑うため、行き渋りすることがあります。

体調がよくない

喉が痛い、熱があるなど体調が悪い時に、行き渋りをします。

我が家の子どもも、行き渋っていて、いつもより元気がないと思ったら、発熱していたことがありました。

行き渋りしていたら、体調も大丈夫か確認した方ががいいですね!

親の対応

遊んでいる子どもと、悲しい顔した人形

子どもが行き渋りを見せると、

「幼稚園や保育園に行きたい!」

と思うようなポジティブな声かけを、親はすると思います。

「今日の給食はハンバーグだよ!おいしそうだね。」

「今日は雪降ったから、お外で雪遊びすると思うよ!楽しいと思うよ!」

このように、声かけしがちです。

しかし、これが逆効果なこともあるようです。

TVにも出演する現役保育士てぃ先生は、次のように答えています。

大人同士でも悩みを相談したとき、悩みそっちのけでポジティブな提案をされたら、「この人、私のこと何もわかっていない」と思っちゃいませんか? 子どもも同じです。逆に言うと、親が分かってくれないからこそ、毎日園に行きたくないと訴えるんです。 だから親御さんがお子さんの気持ちを受け止める勇気を持ちましょう。「うんそうだよね、行きたくないよね」って。

引用:保育士・てぃ先生が徹底解説! 「保育園に行きたくない」とグズるときこそ、“禁断の一言”が効くhttps://news.yahoo.co.jp/articles/27f0657f98cf6489f50c9ede5b5989db027dc2d

良かれと思っていたポジティブな声かけが良くないとは…

とにかく、親は子どもの気持ちをいったん受け止めることが大切なようです。

「行きたくないよね。そういう時もあるよね!」

と、子どもの気持ちに寄り添った声かけするようにしましょう。

確かに、こんな声かけしてくれたら、

子どもは「自分の気持ちをわかってくれた!」と嬉しくなりますよね。

無理はさせない

笑顔の子供

我が家の一番上の子どもの話ですが、入園当初の行き渋りが落ち着いて、普通に登園できるようになりました。

しかし、ある日また「いきたくなーい」と言い出しました。

理由を聞いてもよくわかりません。

体調も悪いわけではないし、ポジティブな声かけしても、泣いて登園拒否です。

そんな時は、無理に行かせず休みました。

大人だって、気持ちがのらないし行きたくないなぁ…と思う日がありますよね。

それと一緒で、子どもも行きたくない日があって当たり前だと思います。

ただし、家にいるからといってダラダラTVばかり見ないなどのルールを設けて、一日休ませました。

すると、一日休んだら納得したのか、次の日からはいつも通り登園していました。 

まとめ

幼稚園・保育園の行き渋りは誰でもよくあることです。

もし行き渋りが見られたら、

まず、親は子どもの気持ちを受け止める!

これが一番大切なことです。

ただポジティブな言葉をかけるだけだと逆効果になることも…

ポジティブな声かけだけだと、ますます行きたくなくなることがあるので注意です。

子どもの行きたくない気持ちを受け止めてから、ポジティブな話をするのがいいですね。

しおん なな

幼稚園・保育園の行き渋りは、ずっと続くものではありません。
いつかスムーズに行ける日が来るまでの辛抱です。
頑張ってください!

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