赤ちゃんのでべそについて
生まれたばかりの赤ちゃんのおへそには、まだへその緒が残っています。
へその緒が乾いてくると、ある日いきなりポロッととれます。
やっとみんなと同じおへそになった!
と、安心したものの、しばらくすると、
赤ちゃんのおへそがボコッと出てる!
実は、赤ちゃんはでべそになることがあるのです。
赤ちゃんのでべそは「臍(さい)ヘルニア」といいます。
臍ヘルニアとは、いわゆる“でべそ”のことを指し、生後へその緒が取れたあとにへそが飛び出ている状態を指します。5〜10人に1人の割合で発生します。
美容的な問題を示すことはありますが、ヘルニア部に飛び出ている腸管等がすることはほとんどありません。子どもの運動機能の発達に伴い腹筋が発達することになり、臍ヘルニアは自然に治る傾向が強いです。
引用元:Medical Note https://medicalnote.jp/diseases/臍ヘルニア?utm_campaign=臍ヘルニア_概要&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo#概要
臍ヘルニアになるのは5〜10人に1人の割合って、意外と多いですね!
私はこの臍ヘルニアを初めて見た時、びっくりして大丈夫かな?と不安になりました。
なので、今同じ症状で不安に思っている方々にも情報共有したいと思いました!
そこで、今回は臍ヘルニアを治療して、どこまで良くなったか、体験談をまとめていきたいです!
我が家の場合
一人目、二人目の子どもには、おへそで困ったことはなく、臍ヘルニアの存在は知りませんでした。
しかし、三人目の子どもで初めて、その存在を知ることになります。
三人目の子どもは、退院後すぐにへその緒がとれて、おへそも乾燥していました。
そのため、1ヶ月検診の時、おへそのことは特に何も言われませんでしたが、
1ヶ月検診が過ぎた後、気づいたらおへそがボコッと盛り上がっていました。
![赤ちゃんのでべそ](https://nana-report.com/wp-content/uploads/2024/02/img_1651-1-768x1024.jpg)
「でべそになっている!?」
初めて見たのでびっくりしました。
盛り上がっているところは、パーンと風船のように張っているように見えました。
ちょうどその頃、保健師さんによる自宅訪問があったので、おへそのことを聞くと、
「成長とともに腹筋がついてきたら、このおへそは良くなりますよ!」
と、答えてくれました。
病院に行くまででもないのかな?
と、思ったけど、でべその見た目がよくないし、心配だったので
かかりつけの小児科へ診てもらいました。
![](https://nana-report.com/wp-content/uploads/2024/02/avatar20231215000651-150x150.jpg)
不安に思ったら、やはり病院で聞くのが一番!
病院でどんな処置したか
病院へ行くと、でっぱったおへそを押し込んで、圧迫する必要があると、お医者さんが説明してくれました。
では、どうやって圧迫するのか?
用意したのは、細長く切ったガーゼ、大きな防水の絆創膏でした。
まず、細長く切ったガーゼはくるくる丸めておきます。
おへそを圧迫し押し込み、元のおへその形にしたら、丸めたガーゼをおへその上に置きます。
![丸めたガーゼ](https://nana-report.com/wp-content/uploads/2024/02/83eefb48-9a8f-48dc-9374-b8e900964a4c-1-1024x538.png)
![丸めたガーゼ](https://nana-report.com/wp-content/uploads/2024/02/83eefb48-9a8f-48dc-9374-b8e900964a4c-1-1024x538.png)
最後に、圧迫した状態で絆創膏を貼ります。
![絆創膏を貼ったへそ](https://nana-report.com/wp-content/uploads/2024/02/img_0131_original-edited.jpg)
![絆創膏を貼ったへそ](https://nana-report.com/wp-content/uploads/2024/02/img_0131_original-edited.jpg)
この作業は、圧迫する人と絆創膏を貼る人の二人でやる必要があります。
今回はお医者さんと看護師さんでやってくれました。
絆創膏が剥がれたらまた貼り直すのと、1週間を目安に貼り直すように言われました。
お風呂は、絆創膏を貼ったまま入れました。
自宅でケア
おへその圧迫で絆創膏を貼り直す必要があるので、ガーゼと大きな防水の絆創膏を自宅で用意しました。
貼り直しはきちんとできるか心配でしたが、
家族も手伝ってくれたので、問題なくできました!
でっぱったおへそは指でギュッと押すとやわらかいです。
おへそは押されても痛くないのか、先生に聞いたところ痛くないようです。
子どものおへそを圧迫したからといって、特に泣くことはありませんでした。
ただ、絆創膏をつけたところは、赤くなってしまいました。少しかぶれたんだと思います。
受診して1ヶ月後の様子
圧迫するよう言われてから1ヶ月後、もう一度病院で診てもらいました。
絆創膏を剥がして、お医者さんに診てもらったところ、
でっぱって風船のように膨らんで見えたおへそが少ししぼみました。
まだへそは出ていましたが、前よりもでべその張りがなくなりました。
![1ヶ月治療した後のへそ](https://nana-report.com/wp-content/uploads/2024/02/img_0317-768x1024.jpg)
![1ヶ月治療した後のへそ](https://nana-report.com/wp-content/uploads/2024/02/img_0317-768x1024.jpg)
お医者さんに
「ガーゼで圧迫するのはもうやめて、あとは自然に引っ込むのを待ちましょう!」
と、言われたので、
圧迫治療は終わり、あとは様子をみることになりました。
絆創膏を貼らなくなったら、肌の赤みも消えたので良かったです!
でべそになって10ヶ月後の様子
1ヶ月間だけ圧迫して、その後は特に何もしていません。
ねんねしかしなかった赤ちゃんは、寝返りをし、寝返りがえりもマスター。
うつぶせになって、飛行機のようなポーズをとり、
そのうちズリバイをするようになり、気づけばハイハイもするようになりました。
どんどん成長して動けるようになった赤ちゃん。
でべそになってから10ヶ月後、どうなったでしょうか?
![圧迫治療した後のきれいにったへそ](https://nana-report.com/wp-content/uploads/2024/02/img_1662-edited.jpg)
![圧迫治療した後のきれいにったへそ](https://nana-report.com/wp-content/uploads/2024/02/img_1662-edited.jpg)
少し皮膚がのびていますが、そんなに気にならない程度だと思います。
無事におへそは引っ込みました!
まとめ
赤ちゃんのでべそが気になったら、まずお医者さんに見せることが大事です。
そして、でべそは早く処置した方がきれいに戻ります。
うちの子どもの場合、ガーゼの圧迫治療を1ヶ月だけすると良くなりました。
不器用な素人がおへその圧迫なんてできるのか?と最初心配しましたが、指示通りやればできます。大丈夫です!
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もし、お子さんのでべそに悩んでいたら、
早急に病院へ行ってくださいね!
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